2019年10月4日(金) CroMen Next第4回 を開催しました!
本イベントは「次なる一歩へ」をテーマに、Cross Mentorship参加したことがある学生・社会人を中止に、「情熱を加速する機会」継続的に提供するプログラムです。
第4回となる今回はCross Mentorshipプログラム6期生の石原 航さんと、5期生の酒井 拓歩さんのお2人をスピーカーになって頂き、開催致しました。
中心の2人がスピーカー。左手グレーのシャツが酒井さん、右手白いシャツが石原さん。
今回も恒例のCross Mentorship4期生の阪本さん(日立製作所)による進行でスタートしました。
珍しくスーツの阪本さん
今回のCroMen Nextの流れ。
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CroMen Nextについて
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スピーカー2名のトークセッション
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グループ毎・全体での交流
1,CroMen Nextについて
まずは代表の清水より、「CroMenの理念」や「CroMen Nextの趣旨/目的」についてお話しました。
CroMenでは、1期20名程度の学生が、社会人との対話を通して「自分のやりたいことやありたい姿」を考える「Cross Mentorship」。
そこで方向性が見えた学生たちが、企画、実行までを行う「若年層マーケティングプトジェクト」や
企業や自治体の課題解決ワークショップを行う「コラボサロン」などを開催しています。
そして、そんな学生たちが期を越えて交流できる場が「CroMen Next」です。
2,スピーカー2名のトークセッション
CroMen Nextでは毎回各分野で活躍するプログラムOBOGに、
今の活動の紹介や、そこにかける思い/考えをお話頂きます。
今回はアートやデザインの分野で活躍するこちらのお二人でした。(ご本人から頂戴した自己紹介文を掲載)
フリーターのようなフリーランス 酒井 拓歩さん(CM5期)
大学卒業後、MaaS系スタートアップにてマルチデザイナーとして参画する傍ら、フリーランスとしても活動中。働きたくないのでベーシックインカムの導入を切望。タピオカは大好き。ポリコレ感満載の最近のディズニーが、ミニーちゃんの浮気を容認していることが気になっている。
パンダセレクト(熊猫星厨)やTiktokなどを例に話題となったビジネスにはどういったメッセージやコンテキストがあるかを解説。
俯瞰して見てみることで世の中の流れ(意図や背景)が見えてくることを語ってもらいました。
当日は「世の中の裏側全部教えます」とキャッチーなタイトルでお話くださった酒井さん。
気づきと新しい視点がありつつも、終始笑いが絶えない発表でした。
慶應義塾大学/アーティスト 石原 航さん(CM6期)
信用や虚構をテーマに制作活動中。超信用社会におけるデジタルコミュニティの可能性を模索、研究している。
主な作品に、「他人のアカウントにログインできる分人SNS Hack In」や「虚構大学 Speculative Fake College」など。
Ars Electronica 2019 Future Innovatorに選出、WIRED Creative Hack Award 2018特別賞受賞、文科省CGC Award 2018ノミネートなど。ポートフォリオ: http://kooh.me/
石原さん「すごい原体験がないとすごい人にはなれないのか?」という疑問から
「自分をポジティブに捉えられるなら嘘の原体験があってもいいのでは?」という発想で、虚構の研究がスタートしています。
「虚構」をテーマにお話頂き、参加者もその場で他人になりきるような体験ができ、石原さんの思想や哲学にふれられるような発表をして下さいました。
みんなで、スピーカーの2名やCroMenスタッフをハックしている様子。
お二人の発表の後に、阪本さんがモデレーターとなり、トークセッションをしました。
阪本さんの「アートとデザインの違いは?」という質問に対し、
「それが一番わかってない人の質問ですね。」と酒井さん一刀両断されつつも、
「解釈の余地が違う。簡単に言ってしまうと、見た人によって何を感じるかの解釈を委ねるのがアート。
デザインは出来るだけ意図が簡単に伝わって、解釈の余地が限りなく少ないもの。」
と説明下さるシーンなど、非常に盛り上がりました。
3,グループ毎・全体での交流
最後にテーブル毎での交流と、参加者全体での交流タイムをとっております。
Cross Mentorshipは今まで1期から13期まで実施しており、
前身のプログラムを含めると400名以上の学生が参加しています。
その参加者同士や、参加者の友人が関係性を新たなに築けるような、機会になっております。
左から「Cross Mentorship in つくば」、「Cross Mentorship12期」「Cross Mentorship 13期」の参加者
今回のようなプログラムをはじめ、CroMenでは様々なイベントを用意しております。
ご興味をお持ち頂いた企業様、自治体様はこちらまでご連絡ください!
info@cromen.net