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インタビュー

【PDC2期インタビュー】地方から、一人ひとりの可能性を最大化する―大学生が紡ぐ「責任ある挑戦」のエコシステム

公開日時:2026/1/30 9:30:15

【PDC2期インタビュー】地方から、一人ひとりの可能性を最大化する―大学生が紡ぐ「責任ある挑戦」のエコシステム

群馬大学で知能制御を学び、現在は地域密着型の学習塾代表として舵を取る尾池佐介さん。彼は、地方大学生が抱える「実務経験の不足」と「自己評価の低さ」という課題に対し、自らが培った塾経営のノウハウをプラットフォーム化する挑戦を続けています。

東京都の「TOKYO SUTEAM」採択事業である「Passion Driven Changers(PDC)」を通じて、彼は自身の原体験と事業の使命をどのように結びつけたのでしょうか。2月のピッチ登壇を前に、彼が描く「大学生と地域、企業が有機的につながる未来」への情熱に迫ります。

群馬大学理工学部電子・機械類  尾池 佐介(おいけ さすけ)

■Mission / Vision / Value

  • Mission:一人ひとりの可能性を最大化する
  • Vision:大学生と地域、企業がつながるエコシステムを作る
  • Value:経験や知識を地域、次世代に還元する

■自己紹介をお願いします

群馬大学理工学部の知能制御プログラムに所属しています。来年度からは大学院に進学し、専門性を深める予定です。私の関心は「テクノロジー」「次世代教育」「地方創生」の3軸にあります。現在は、OBが立ち上げた地域密着型の学習塾で代表を務めており、大学2年生から大学院生まで約10名の組織を運営しています。理系の知見を活かしつつ、教育現場で「人と人をつなぐこと」、そして大学と地域の密着をいかに実現するかを日々模索しています。

■なぜPDCに応募しようと思ったのですか?

2025年夏に参加した「Cross Mentorship」での繋がりがきっかけです。これまで自分なりに起業活動や塾経営に取り組んできましたが、一人で考えることには限界を感じていました。専門家の方々から体系化された知識を学びたい、そして同じ志を持つ仲間と切磋琢磨したい。そんな期待を胸に、TOKYO SUTEAM採択プログラムであるPDCへの参加を決めました。

■PDCに参加して、自身にどんな変化や成長がありましたか?

第一線で活躍する方々からのフィードバックにより、思考プロセスが大きく変わりました。以前は「面白そう」という主観が先行しがちでしたが、内省と対話を通じて、自分のやりたいことに「優先順位」をつけ、客観的なデータや市場の需要から事業を検証する重要性を痛感しました。より具体性と客観性を持って事業を捉えられるようになったことが大きな収穫です。

■現在、どんな事業を考えていますか?

地方の大学生が地域の中で実際に事業を運営し、実務経験を積むためのプラットフォームです。具体的には、私が代表を務める学習塾での「赤字解消」や「資金積立」といった経営ノウハウをパッケージ化し、各地の大学周辺に展開します。学生は単なる講師ではなく、収益管理や地域交渉といった「経営の核心」に携わります。さらに、その実績をデータベース化し、企業の採用評価システムと連携させることで、学生の成長を可視化しマッチングさせる仕組みを目指しています。

■なぜ、その事業をやりたいのですか?

地方と都市部の学生を比較したとき、圧倒的に足りないのが「責任を伴う実務経験」です。学習塾という、生徒の人生を預かるシビアな環境での運営経験は、学生を劇的に成長させます。自分たちの将来に直結する「学びの場」を自分たちで作り上げる。そのプロセスにこそ、地方を変える大きな価値があると信じています。

■今の価値観に繋がる原体験は何ですか?

高校時代に聞いた起業家の堀江裕介さんの講演が原点です。困難でもワクワクしながら挑戦する姿に強く惹かれました。一方で、大学で多くの仲間と接する中で、能力が高いのに「自分なんて」と自己評価が低い学生が多い現状に強い違和感を抱きました。環境のせいで可能性を閉ざしてほしくない。「自分たちでもこれだけのことができる」という自信を、内省と実践を通じて身につけてほしい。この願いが、私の全ての活動の根底にあります。

■事業を通じて、どんなビジョンを実現したいですか?

「責任ある環境での挑戦」を、失敗も込みでやり遂げた人材が溢れる社会です。学生のうちに、外部を巻き込んだ責任ある環境でチャレンジし、失敗を糧にするプロセスを経験してほしい。産学官が有機的に繋がり、大学生が地域の活力となり、その経験が正当に評価される。そんな持続可能な成長モデルを地方から発信していきます。

■事業を加速させるために、どんなモノやヒトが必要ですか?

大きく2点あります。1つ目は、モデルを横展開するための「資金面」でのサポートです。2つ目は、「企業の採用視点」を持つパートナーです。新卒採用やHR事業を展開している企業様と連携し、企業が本当に求める人材評価のノウハウを取り入れることで、事業の完成度を高めたいと考えています。地方学生の可能性を信じ、共に未来の採用の形を作ってくださる方をお待ちしています。

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