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インタビュー

【PDCインタビュー】「誰もが自分らしく輝ける社会を」 包括的性教育で目指す、温かな未来

公開日時:2025/6/3 15:33:29

【PDCインタビュー】「誰もが自分らしく輝ける社会を」 包括的性教育で目指す、温かな未来

「包括的性教育で誰もが尊重される社会を」。

近畿大学でジェンダー学を専攻する嶋原萠音さんは、その強い想いを胸に、起業家輩出プログラム「Passion Driven Changers(PDC)」に参加しました。PDCは原体験から生まれる情熱を事業化するプログラムです。自身の経験から性教育の必要性を痛感した嶋原さんが、PDCで見出した未来とは。彼女の情熱の源泉に迫ります。

■Mission / Vision / Value

  • Mission: ジェンダーの観点から互いを受け入れて支え合う関係性を築くことが当たり前の社会を作ること。
  • Vision: 包括的性教育を受けられる機会と環境を実際に作り、提供すること。
  • Value: 大学でのジェンダー学、学生プロジェクト、教職課程、フリースクールでのボランティアという4つの活動経験を結びつけ、問題解決に繋げること。

■自己紹介をお願いします

近畿大学文芸学部3回生の嶋原萠音です。大学ではジェンダー学を専門に、教職課程も履修しています。特に包括的性教育、多様な家族のあり方、子供の発達と不登校問題に関心があります。

■なぜPDCに応募しようと思ったのですか?

以前のプログラムで自分の大きな目的意識は持てたものの、具体的な進路に悩んでいました。 教員以外の道も模索する中でPDCを知り、起業という選択肢や新しい視点、そして自分のやりたいことを見つけるきっかけになればと思い応募しました。

■PDCに参加して、自身にどんな変化や成長がありましたか?

自分の考えを整理し、相手により的確に伝える方法を学べたと感じています。 多くのことを考えがちですが、それを簡潔に表現する力がつきました。

■現在、どんな事業を考えていますか?

公的な教育機関を中心に、フリースクールなども含め、包括的性教育のカリキュラムに沿った継続的な授業を提供したいです。 単発ではなく、子供たちが継続して学べる環境を学校現場に作りたいと考えています。

■なぜ、その事業をやりたいのですか?

自身の経験から、学校の性教育のあり方やジェンダー規範の押し付けに疑問を感じてきました。 女子だけの生理の授業や、短時間で詰め込まれる情報量の少ない性教育では不十分だと痛感しました。 また、正しい情報にアクセスしづらい現状を変えたいという強い思いがあります。海外では包括的性教育が進んでいますが、日本はまだ偏見も多く、特に熱心な先生が批判されることもある。 関西を拠点とした継続的な包括的性教育の事業はまだ少ないため、自分がその役割を担いたいのです。

■今の価値観に繋がる原体験は何ですか?

中学生の時に不登校を経験しましたが、その経験も今の自分に繋がっています。 高校でトランスジェンダーの先生から受けた性教育の授業が、継続的な性教育の必要性を意識する大きなきっかけでした。 大学でジェンダー学を学び、「包括的性教育」という言葉に出会い、日本で実施されていない現状に強い問題意識を持ちました。 フリースクールで実際に授業を行った際、子供たちは大人が思うよりもずっと偏見なく受け入れてくれ、むしろ大人の側の無意識の偏見に気づかされました。 この経験が、事業への思いを一層強くしました。

■事業を通じて、どんなビジョンを実現したいですか?

生理休暇や育休が誰にとっても当たり前に取れ、同性婚や養子縁組など多様な家族のあり方が認められる社会。 子供たちが虐待や性被害から守られ、望まない妊娠に悩んだ時にも適切な情報を得て選択できるような、温かい社会を目指しています。

■事業を加速させるために、どんなモノやヒトが必要ですか?

大人向けのジェンダー教育を行う企業や、性教育への偏見をなくすために協力してくれるメディアや発信力のある方々。 そして何より、教育現場との繋がりを強く求めています。 同じ志を持つ方々と出会い、協力し合いたいです。

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