Company Logo

インタビュー

【PDC2期インタビュー】2030年、人類を内側からアップデートせよ。「妄想力」で描く、究極の自己没入空間『The EGG』

公開日時:2026/1/28 10:31:20

【PDC2期インタビュー】2030年、人類を内側からアップデートせよ。「妄想力」で描く、究極の自己没入空間『The EGG』

立教大学2年 三島大毅氏が掲げるビジョンは、あまりにも壮大で、かつ冷静だ。2030年以降の社会実装を見据え、個人の思考を深めるハードウェア「The EGG Project」を構想している。SFアニメに救われた原体験と、「妄想力」を武器に、AI時代の人間性を問い直す若きビジョナリーの挑戦に迫る。

The EGG Project / 立教大学経済学部経済学科 三島 大毅(みしま たいき)

■Mission / Vision / Value

  • Mission: 個人のポテンシャルを拡張する
  • Vision: 人類を内側からアップデート
  • Value: 最高の自己没入体験を作る

■自己紹介をお願いします

立教大学経済学部の2年生です。現在は大学に通いながら、落合陽一先生の研究室のリソースをお借りしつつ、ハードウェア「The EGG」の概念実証(PoC)を進めています。高校時代はアメリカと日本を行き来し、Web3やDAOの研究から学生団体を立ち上げるなど、常に新しい領域への好奇心を持って活動してきました。自身の「ビジネス戦闘力」を高めながら、2030年、あるいは2032年という長期的なタイムラインでの事業化を見据えています。

■なぜPDCに応募しようと思ったのですか?

SNSの広告で偶然目にした「Passion(情熱)」という言葉に強く惹かれたのがきっかけです。私の構想している事業は非常に壮大で、ともすれば「夢物語」と笑われてしまうような内容です。だからこそ、情熱を起点とし、本気で社会を変えようとする熱量の高いコミュニティに身を置きたいと考えました。締め切りギリギリでの応募でしたが、ここで自分のビジョンをぶつけてみたいという衝動に駆られました。

■PDCに参加して、自身にどんな変化や成長がありましたか?

最大の収穫は、強烈かつ批判的なフィードバックを受けられたことです。私はビジョナリーなタイプで、頭の中にあるイメージを言語化して他者に伝えることに課題がありました。しかし、メンターや仲間からの鋭い指摘を受けることで、ぼんやりしていた構想が腑に落ちる感覚を得られました。「伝わる言葉」や「伝わる資料」へと落とし込むプロセスを通じて、ビジョンの解像度が格段に上がったと感じています。

■現在、どんな事業を考えていますか?

外部から完全に遮断された球体の防音空間ハードウェア「The EGG」の開発です。スマホなどのデジタルデバイスを持ち込ませず、強制的にデジタルデトックスを行う環境を提供します。 特徴は、答えを教えるAIではなく、問いを深めてくれる「バディのようなAI」との対話機能です。外部脳(ネット検索やAI回答)に依存するのではなく、自己の内面にある「内部脳」を活性化させ、思考を整理・深化させる「最高の自己没入体験」を作ります。

■なぜ、その事業をやりたいのですか?

現代はノイズが多すぎると感じているからです。SNSやAIの進化により、私たちは「思考する時間」を奪われています。日常の些細な意思決定さえAIに委ねてしまうような状況で、人間本来の「人間性」が失われつつあるのではないかという危機感があります。 私自身が、誰よりもこの「思考の聖域」を欲している。それが一番の理由です。ソフトウェアで競争するのではなく、ハードウェアという難しい領域であえて勝負することで、社会に不可逆的なインパクトを残したいと考えています。

■今の価値観に繋がる原体験は何ですか?

中学時代の挫折経験です。受験やサッカーで思うような結果が出せず、鬱のような状態に陥りました。そんな私を救ってくれたのが「SFアニメ」の世界でした。 現実とは異なるロジックで動く世界観に没入し、ひたすら空想に耽る。その時に培われた「妄想力」と、深海のように深く思考を巡らせた時間が、今の私のクリエイティビティの源泉になっています。「妄想」こそが、現実を変える力になると信じています。

■事業を通じて、どんなビジョンを実現したいですか?

「The EGGに入る=エグる」という行為が、Googleで検索することを表す「ググる」かのように、日常の当たり前の動詞になる未来です。 すべてが合理化された社会において、人間が人間らしくあるためには、「心のOS」をアップデートする生活基盤が必要です。将来的には、The EGGをVR体験施設や瞑想空間、あるいはBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)の操作空間として横展開し、人類を内側からアップデートするインフラにしたいと考えています。

■事業を加速させるために、どんなモノやヒトが必要ですか?

2030年の実現に向けて、資金も技術も場所も、正直なところ全てが足りていません。 しかし、今最も求めているのは「人」です。この壮大すぎて「わけがわからない」とも言われるビジョンを面白がり、批判的なフィードバックを投げかけ、共に未来を妄想してくれる仲間。そんなパートナーとの出会いを切実に求めています。

他ニュースを見る

Contact

当社にご関心をお持ちいただき、誠にありがとうございます。
プログラムの導入や若者を対象にしたイベントの設計・集客に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。
お問合せ内容は確認後、担当よりご連絡いたします。